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新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言後、自宅にいることが多くなった。休校が続く子どもとのコミュニケーションツールはだんだんとネタがなくなりつつある…そんな時におすすめなのが、「仙臺くろく」が考案した「おうちで自家製麺」。麺を切るところからラーメンづくりが楽しめる、ちょっと本格的なセットなのだ。
「仙臺 くろく」といえば、吟味された食材を使ったオリジナリティあふれるラーメンで知られる人気店である。新型コロナ禍のなか4月にスタートしたのが、「おうちで自家製麺」プロジェクト。自宅で麺を自由にカットして、楽しみながらラーメンをつくれるという自家製麺の店ならではの試みだ。
通常のラーメンのお持ち帰りセットと何が違うかというと、「麺」が違う。「麺帯(めんたい)」といわれる麺を折りたたんだ状態のものが同梱されていて、自宅でそれを自分好みの太さに切り分ける。あとはお湯でスープをあたため、切った麺をたっぷりのお湯でゆで、具をのせれば完成する。
切った麺はバラバラにほぐすのがポイント。この時、小麦粉があれば少量振りかけるときれいにほぐれる。ほぐした後に強く麺を揉むと手もみ麺風になり、これもまた手づくり感があっていい。
スープは湯煎しておき、麺を30~40秒ほどゆでて湯切りし(ざるでやや強めに)、丼に盛り、具をのせれば完成。まさに自宅で簡単にプロの味を楽しめる。「おうちで自家製麺」には、醤油、黒醤油、生姜醤油、梅しおと4種類の味が用意されているので、いくつかの味を家族で食べ比べるのもいいかもしれない。
仙台のラーメン界に旋風を巻き起こし続ける「仙臺くろく」店主の青田さん。気軽に楽しみながらラーメンづくりができる「おうちで自家製麺」は、アイデアマンの青田さんらしいユニークな発想のテイクアウトメニュー。
今後、いろいろなラーメン店で広がりを見せていくと、よりいっそうおもしろくなるだろう。
※「仙臺くろく」でYouTubeにアップしている「おうちで自家製麺」作り方動画
2020年5月時点での情報です。