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梅雨も終盤ですが、まだまだ雨の日が多いこの頃。たまの晴れ間には、外に飛び出してアクティビティを楽しみたくなります。とはいうものの、アウトドアに不慣れだと、何をしたらよいかわからなければグッズもない…。そんな方も多いのではないでしょうか。
そこで、仙台のアウトドア専門店「ENstyle(エンスタイル)」のオーナー・川村峻介さんに、初心者におすすめのアクティビティとグッズを教えてもらいました!
川村さん:泊まりがけでキャンプに挑戦するのも良いですが、まずは日常生活にアウトドアを取り入れてみてはいかがでしょうか。僕はいつもより早く起きた朝や休日の空いた時間を利用して、河原でコーヒーを淹れて味わっています。カフェに行くくらいの感覚で、気軽に楽しめると思いますよ。
そんな“外カフェ”に便利だと川村さんが教えてくれたアイテムが、「AEROPRESS GO(エアロプレスゴー)」。空気の力を利用して簡単にコーヒーを淹れられる抽出器具で、フタの付いた高さ約130ミリのカップの中に、抽出器具やスプーン、ペーパーフィルターケースなどがすべて収まっています。
家から準備していくのは、コーヒー粉と熱湯だけ。アウトドアで使えるコーヒーミルがある方は、豆から挽いて香りを楽しむのもおすすめです。重さは約330グラムと軽く、持ち運びが楽なのもアウトドアグッズならではの魅力。道具ひとつと短時間で楽しめるアウトドアなら、初心者でもトライしやすいですね。
★「AEROPRESS GO」を使い、川村さんが河原でコーヒーを味わう様子を動画でご紹介!
川村さん:出勤前にコーヒーを外で楽しんでから、仕事に行くというスタイルも良いですよね。いつもの平日に変化が生まれそう。
「AEROPRESS GO」だけでもコーヒータイムを楽しめますが、もうひとつアイテムを加えると、さらに快適になりますよ。
川村さん:折りたたみテーブル「Field Hopper(フィールドホッパー)」があれば、石が多いデコボコした河原や湿った足場でも、気にすることなくカップや食べものを置けます。広げるとA4サイズ、折りたたむとその半分になるので、かなりコンパクト。重さはわずか395グラムなので、「AEROPRESS GO」と一緒に持っても負担になりません。
「Field Hopper」は、本を開くようにワンアクションで広げられます。作業が多いアウトドアでは、操作が簡単なこともグッズ選びの重要なポイント。ムダのないスタイリッシュなデザインも、川村さんのお気に入りなのだとか。
最後に、初心者でも訪れやすい宮城のアウトドアスポットを伺いました。
川村さん:仙台の秋の風物詩・芋煮会のスポットとして有名な「牛越橋」の河原と、大衡村にある「達居森と湖畔自然公園」こと「牛野ダムキャンプ場」が良いのでは。「牛越橋」は、「ENstyle」のある青葉区本町から車でわずか10分ほどで、自転車でも楽に行ける距離です。河原に座り、広瀬川の流れを眺めながらコーヒーでひと息。穏やかな気持ちになっていきます。「牛野ダムキャンプ場」は、仙台市街から車で約50分。豊かな水をたたえた牛野ダムやハイキングコースのある、景色が良いところです。公衆トイレや炊事場が整備されているので、初心者にも安心ですよ。
アウトドアにハードルの高さを感じてしまう方は、ぜひ「ENstyle」に足を運んでみてください。川村さんがその人のライフスタイルに合うアクティビティやグッズをアドバイスしてくれます。気軽にアウトドアを生活に取り入れて、自然のなかでリラックスタイムを過ごしてみませんか。
2020年7月時点での情報です。
※新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、スポットの利用が制限される場合もございます。
※「達居森と湖畔自然公園」のキャンプ場利用時には、事前申請が必要になります。