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栗やかぼちゃ、さつまいもにりんご…。秋冬は素材のやさしい甘さを生かしたスイーツであふれかえる季節です。なかでも、栗を使った代表的なケーキ・モンブランに目がない人も多いのでは?今回は夜のリラックスタイムにぴったりなブランデー香る「ガトーめぐろ」のモンブランをご紹介します。
1976年に「仙台に美味しい洋菓子を届けたい」という思いで開業したパティスリー「ガトーめぐろ」。厳選素材から生まれるフランス菓子は、味や食感はもちろん、品を感じる美しい見た目も評判です。数ある商品のなかでもモンブランは店の看板商品。長年、味わい続けている地元客も多くいます。
地下鉄北四番丁駅から徒歩3分のところにある二日町店へ。ショーケースには、通年味わえるモンブランと秋冬限定の和栗のモンブランが並んでいました。「どちらも食べてみたい…」と前のめりになる気持ちを抑えつつ、その日は“人気ナンバーワンケーキ”とポップが付いた定番のモンブランをチョイス。
オーダーすると、「サービスでブランデーをかけられますが、いかがいたしましょうか?」との声かけが。せっかくなのでお願いしたところ、数滴目の前で振りかけてくれました。
ドリンクを用意して、わくわくしながら箱をオープン。開けた瞬間、ブランデーの芳醇な香りがふわりと立ちあがります。深呼吸するようにすぅーっと吸い込むと、心も体もリラックスモードになっていくようです。
ケーキにフォークを落とすと、こんもりトッピングされた生クリームの中にカットされた栗を発見。栗のほっくりとした歯ごたえと香りが感じられ、生クリームともマッチしています。その下には、フランス産の栗を使ったなめらかなマロンクリーム。一番下の土台は、シャリシャリとした歯ざわりが心地よいメレンゲです。
味はもちろん、ひとつのケーキでさまざまな食感が計算されています。「さすが老舗パティスリー!」と感動しながら味わいました。
味、食感、香りを刺激してくれる「ガトーめぐろ」のモンブラン。頑張った1日を締めくくるのにぴったりな夜のおやつでした。
2020年11月時点での情報です。