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全国2位の桃の生産量を誇る福島県で、夏から秋にかけての季節限定のお楽しみといえば「桃」。この時季の「道の駅 国見あつかしの郷」には、週末ともなると多くの人が新鮮な桃を求めてやってきます。そして、館内にある「ももたんカフェ」では、7月から9月にかけて、地元で採れた桃をまるごと1個使った「桃パフェ」が味わえます。
福島県国見町にある「道の駅 国見あつかしの郷」は、夏は朝9時の開店前から行列ができる盛況ぶりです。地元客が多く、そのお目当ては贈答用の桃。品質のよい桃を産直価格で購入できるとあって、1人で数箱もの桃を買っていく人も多く、山のように積まれた桃のケースが瞬く間になくなっていきます。
「道の駅 国見あつかしの郷」では、夏から秋にかけて50〜60種類の桃が並び、館内に爽やかな桃の香りが漂います。主力品種として知られる「あかつき」のほか、「暁星」「まどか」「川中島白桃」など、さまざまな桃が店頭で販売されています。
福島県のもっとも北に位置する国見町は、福島盆地に位置していて寒暖差があり、古くから果物の生産に適した土地です。春と夏は気温が高く日照時間にも恵まれ、桃の糖度アップにつながっています。
また、地元で長く続く桃農家の人たちが、土づくりや果樹の剪定に工夫を重ねて努力していることも要因のひとつ。「道の駅 国見あつかしの郷」では、地元農家が育てたこだわりの桃を、贈答用と自宅用とに分けて販売しています。
「道の駅 国見あつかしの郷」の館内にある「ももたんカフェ」では、毎年7月上旬から季節限定の「桃パフェ」が味わえます。国見町産の桃のコンポート、桃風味のゼリー、アイスクリームなどが盛られた上品なパフェ。甘さがひかえめな分、桃のおいしさがストレートに伝わってくる人気スイーツです。このほか「桃のフローズンドリンク」や「桃のピザ」も、夏から秋にかけて味わえます。
「道の駅 国見あつかしの郷」は、産直価格で桃を買い、カフェで桃のスイーツを味わうのにぴったり。この夏、旬の桃を堪能してみてはいかがでしょうか。
2020年8月時点での情報です