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仙台駅東口近くに本店のある「仙臺 くろく」が、定禅寺通に新店「仙臺 くろく 定禅寺」をオープン。本店で極めた醤油、分店「密くろ」(壱弐参横丁にあったが、定禅寺店のオープンに伴い閉店)でブラッシュアップされた自家製麺、そこに、くろくとしては初の「かき」をスープに加えた!
鶏ガラを主体に上質な魚介をプラスするのが、くろくのスープの王道だ。さらに旨みを重層的にする役割を担うのが、生でも味わえる鮮度抜群の宮城のかき。魚介がほのかに香るスープに、コクと深みを加えている。
この極上スープをベースに、新店では仙台名物・牛たんをアレンジした「元祖タンそば」が登場した。薄切りでふんわりやわらかな食感の牛たんは、オリジナルの特製だれが効き、すき焼きのような風味。これが醤油スープと絶妙な相性をみせる。
「元祖タンそば」はもちろんのこと、定番の「醤油らぁ麺」「塩らぁ麺」もぜひ味わいたい。ほかに、ゴワゴワとした噛みごたえのよい極太麺を使った「極太中華そば」や「東京油そば」と、個性的なメニューが楽しめるのもくろくならではだ。
スープ、自家製麺、いずれも妥協なく作られ、新店ではトッピングメニューにイベリコ豚の生ハムも加わった。くろくの集大成的な店舗である「仙臺 くろく 定禅寺」。今後がさらに楽しみなラーメン店である。
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2020年10月時点での情報です。