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2019年5月10日(金)、仙台の昭和レトロな名物横丁・壱弐参横丁に「牡蠣小屋ろっこ」がオープン。ふらりと立ち寄って、宮城県産の牡蠣と日本酒を楽しめるアットホームな雰囲気が人気を集め、10人も入ればいっぱいの店内は、連日にぎわっています。
仙台市地下鉄東西線 青葉通一番町駅から、アーケード・サンモール一番町を歩くこと2分。「壱弐参(いろは)横丁」ののれんが目を引く、2本の脇道が現れます。地元では、“いろは”の愛称で親しまれて70余年。レトロな雰囲気のなかに居酒屋やビストロ、ワインバー、骨董店など100軒以上の小さな店が寄り添うように軒を連ねています。
そんな壱弐参横丁に、宮城県産牡蠣と日本酒の立ち飲み店「牡蠣小屋ろっこ」がオープンしました。
宮城の牡蠣といえば、冬の名物のイメージですが、「牡蠣小屋ろっこ」には通年メニューに並びます。宮城の牡蠣の名産地である松島や雄勝、石巻など、その時季もっともおいしい牡蠣がある浜を選定して水揚げを行なう東松島の「和がき」から100%仕入れることで実現。しかも、鮮度抜群の牡蠣が1個100円から味わえます。
おすすめは、せいろ蒸し。パクリと頬張れば、ぎゅっと凝縮した牡蠣の旨みが口中にほとばしり、脳裏には太平洋の風景が浮かんでくるほど潮の香りが豊かです。牡蠣の余韻に浸りながら日本酒をくいっと流し込めば、口中で旨みが倍増。もう、至福そのものです。
特大の牡蠣も名物のひとつ。岩牡蠣かと見間違うビッグサイズのこちらの牡蠣は、3年ものの雄勝産。プリップリでジューシー、ミネラルも豊富です。手のひらよりも大きなサイズがありながら、500円とこちらもお手頃。1年ものの100円牡蠣との食べ比べもおすすめです。
ほかにも珍しい七ヶ浜生ひじきや、手づくり塩辛、自家製しゅうまいなど、酒がすすむメニューもそろいます。また、「牡蠣小屋ろっこ」は、同じ壱弐参横丁にあるピッツァの店「ろっこ」の2号店ということもあり、ピッツァの出前も可能。すぐ近くなのでアツアツが届きますよ。
「海のミルク」と呼ばれ、栄養分たっぷりの牡蠣は、アルコールを分解する肝臓の働きを助けるタウリンも豊富に含まれています。横丁ではしごする際は、二日酔い予防に軽く牡蠣をつまんでからスタートするのもよいかもしれませんね。
2019年6月時点での情報です。