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今年は残暑が続きますね。食欲がわかずバテぎみという人も多いのではないでしょうか。
今回は食欲と涼をもたらす一品、「だし(だす)」をご紹介いたします。
「だし」とは、夏野菜や香味野菜を細かく刻みとろろ昆布とあえた山形の郷土料理のこと。一口食べれば、太陽を燦々と浴びて育った野菜そのままの風味が口いっぱいに広がります。
独特のすっきりとした香りが食欲を刺激するミョウガ、シャキシャキの食感が 心地いいキュウリ、むっちりとした身に旨味がしみ込んだナス、爽やかな香りのシソの葉。それぞれの野菜の魅力を昆布のとろみがつなぎ、まろやかで清涼感あふれる味わいを醸し出しています。
「だし」はごはんや豆腐にかけていただいたり、そばやそうめんなどの薬味としてもおすすめです。もちろんそのままで、ビールのおつまみとしてもどうぞ。
「漬物朝市 やさいだす」は山形県山形市にある丸八やたら漬本舗で作られています。本店にはレストランも併設し、珍しい漬け物寿司が食べられます。
※2010年7月時点での情報です。